出願日 :9月上旬
試験日 :11月中旬
試験科目:専門(法学・政治学)、英語
募集人数:10名
倍率 :3〜5倍
【問題1】
1.(昭和22年5月3日より施行されている、現行)日本国憲法に関する以下の文章につき、空欄を正しい言葉(すべて漢字)で埋めなさい。(下線一本は漢字一字分に相当し、また、空欄横の小文字の数字中のいくつかが同一の数字であることは言葉も同一であることを、当然ながら意味している。)(30点)
1−1:
日本国憲法はその前文で「(1) が国民に存することを宣言し」、他方その第一条で「天皇は日本国の(2) であ」ると規定し、国民(1) 原理を基礎とした(2) 天皇としての立場を明確にしている。
1−2:
日本国憲法はその前文で「日本国民は、恒久の(3) を念願し、(3) を愛する諸国民の公正と正義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と宣言し、それをうけて第九条一項では「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際(3) を誠実に希求し、国権の発動たる(4) と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と明記し、また同第二項では「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の(5) はこれを認めない」と明記して、徹底した(3) 主義をその基本原理としている。
1−3:
日本国憲法によって保障された基本的(6) は、何ものによっても「侵すことのできない永久の権利」として現在及び将来の国民に信託されたものであるとされ、とくに、すべての国民が有するとされる「生命、自由および幸福追求に対する」権利は、「(7) の に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」とされている。
1−3−1:
やや具体的にはまず、@「思想及び良心の自由」、「学問の自由」、「(8) の自由」(その結果たとえば「何人も宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない」)、および「集会、結社及び言論、出版その他一切の(9) の自由」(その結果例えば(10) の禁止や通信の秘密侵害の禁止が明記される)、などの精神の自由、A「(7) の に反しない限り」「居住、移転及び(11) の自由」「国籍離脱の自由」などの行動の自由、そしてB奴隷的拘束や「その意に反する苦役」からの自由などの人身の自由、などの各種類型の自由の保障がうたわれ、とくにBとの関連では、国家による生命・自由に対する(12) 権の行使(例えば、逮捕・拘留・拘禁捜索・押収等)に対する適正手続の保障や刑事被告人の(6) 保障のためのやや詳細な規定がおかれ、「拷問および残虐な(12) 」の禁止が明記されている。
1−3−2:
また、国民の「(13) としての尊重」と「法の下の(14) 」の基本的理念のもと、例えば@婚姻は「両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本」とするものであり、その他家族関係・相続等に関する法律は「(13) の尊厳と両性の本質的(14) に立脚して、制定されなければならない」とされ、A(15) の機会均等の保障(その一環としての義務(15) の無償制)が明記され、B選挙権・被選挙権は「人種、信条、(16) 」や社会的身分、財産又は収入等によって差別されてはならないとされる。
1−3−3:
さらにまた、(17) 権につきその不可侵の原則のもとで、その「内容は、(7) の に適合するように、法律でこれを定める」とされ、やや具体的には「私有(17) 」は「正当な(18) 」のもとで「公共のために用いること」が認められている。
1−4:
以上のような自由・平等にたいする国民の権利の保障とならんで、同時にまた日本国憲法は、@「すべて国民は、(19) で(20) な最低限度の生活を営む」いわゆる(21) 権(そのための国による「社会福祉、社会(22) 及び公衆衛生」向上・増進の義務)、A教育を受ける権利、B勤労の権利、C勤労者の「(23) する権利及び団体交渉その他の団体行動する権利」、などのいわゆる(24) 権の保障をうたっている。
1−5:
また上記1−1の国民(1) 原理のもと、@公務員の選定・罷免の権利(その一環としての、成年者による普通選挙や(25) の秘密の保障)、A損害救済、公務員罷免、法律・命令・規則の規定・廃止・改正等を求めて平穏に(26) する権利、B(27) 裁判所の裁判官を国民(28) によって罷免させる権利、C憲法改正承認権、等の国政にたいする、いわゆる(29) 権が明記されているとともに、その他、裁判を受ける権利(とくに刑事事件においては「公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利」)や、公務員の不法行為による損害に対して国又は公共団体から(30) を受ける権利(とくに刑事被告人については抑留・拘禁後の無罪判決に対する(18) 請求権)も保障されている。
1−6:
他方これらの権利保障とならんで、国民には、「その保護する子女に普通(15) を受けさせる義務」「勤労の義務」「納税の義務」が負わされていることも、忘れてはならない。
2.究極的には「主権者たる国民の総意としての法律」のみが一国の法秩序を法的に正当化しうるとの根本理念の支配・実現のために、日本国憲法をはじめとする現行日本の国家法体制上採られている(との説明も可能な)諸原則・制度・規定−−その「根本理念」自体が多くのフィクション的前提に立ち、その「諸原則」等も多かれ少なかれ形式的建前という性格を免れがたいとしても−−のうち、とくに
2−1:
立法−行政−司法という、国家権力を構成する三つの権力機構それぞれの内部の在り方について、いかなる基本的原則(または、制度ないし規定)が採られているといえるか。これら三権それぞれにつき主要なものを一つずつ挙げなさい。(10点)
2−2:
司法権と立法権ないし行政権との相互の関係についてはどうか?(10点)
【問題2】
1. 国際化社会における「公共性」の観念について論じなさい。(300字) (19点)
2. 「すべての政治家は偽善者である」という前提に立った場合の、より良い政治制度のあり方について論じなさい。(300字) (19点)
3. 次の言葉の中から3つを選び、それぞれ80字以内で説明しなさい。(各4点)
(1) NPO出願日 :11月上旬
試験日 :11月中旬
試験科目:法学・政治学、英語、面接
募集人数:20名
倍率 :3〜4倍
【第1問】
次の概念の意味を分かり易く説明しなさい。
【第2問】
法学とは,究極のところ,何を研究し,何を学ぶ学問だろうか。
自分なりの考え方を説明しなさい。
【第1問】
「犯罪はなぜ起こるのか」という問いかけに対して,「犯罪は社会が準備し,社会が人をして犯罪遂行させるのだ。という考え方がありますが,犯罪と社会との関係について,具体例もあげながら,考察を加えてください。
【第2問】
以下の文章は,現在進められている司法改革の中の「裁判員制度」についての最近のニュース記事です。この文章を読んで,あなたなりのコメント(=意見や解説)を行ってください。
出願日 :8月中旬
試験日 :9月上旬
試験科目:法学・政治学、英語、面接
募集人数:20名
倍率 :3〜4倍
【第1問】
以下の文章を読んで、西欧との対比で日本における「公」「私」の観念について論じなさい。
【第2問】
以下のいずれかの問題について、「パターナリズム」、「自己決定」、「社会的コスト」の用語のうち少なくとも2つを用いてその是非を論じなさい。
【第1問】 部分和訳
大相撲の年寄株制度とはどういうものなのかを解説する文章。【第2問】 全文和訳
ロールズの執筆した、正義の定義についての文章【第1問】
英米型二大政党制とヨーロッパ大陸型多党制について、それぞれが成立する条件や特徴を論じなさい。
【第2問】
多重債務を理由とする自己破産についての小論文(詳細不明)
【第3問】
「男女共同参画社会基本法」で想定されているのはどんな社会か、また男女共同参画社会から見て問題と考えられる事例はなにか。
【第1問】
ネオ・コーポラティズム論について(詳細不明)
【第1問】 全文和訳
東ティモールについての文章。【第2問】 英文総合問題
延命治療に関する中文。【第3問】 英作文
【第1問】
モノとカネが豊かな社会における消費者問題の問題状況について(詳細不明)
【第2問】
フィルマー・ホッブズ・ロックの主権論の特質とそれらの歴史的関連(詳細不明)
出願日 :11月上旬
試験日 :11月下旬
試験科目:専門(法学・政治学)、外国語、面接
募集人数:20名
倍率 :3〜4倍
【第1問】
「法とは何か」(渡辺祥三)からの小論文形式の論述問題
【第2問】
基本的な法律用語の語彙説明
出願日 :不明
試験日 :不明
試験科目:小論文(社会科学)、英語
募集人数:不明
倍率 :不明
小論文(社会科学)
出願日 :不明
試験日 :不明
試験科目:社会科学、英語、面接
募集人数:若干名
倍率 :不明
3題中、2問選択して論述。
・文明の相対化についての論述。3題中、2問選択して論述。
・歴史は時代と共に移り変わる。歴史の記述はいかにあるべきか。3題中、2問選択して論述。
・多数決と民主主義3題中、2問選択して論述。
・航空機の禁煙規制について法的に論じよ3題中、2問選択して論述。
・教養について3題中、2問選択して論述。
・福祉国家の過去と将来3題中、2問選択して論述。
・刑事裁判と犯罪報道出願日 :11月下旬
試験日 :1月中旬
試験科目:小論文(社会科学)、英語
募集人数:若干名
倍率 :不明(激戦)
【第1問】
「法律は国民の意を反映したものでなければならない」という意見と、「そうではない。適用される人の意に反しても強制し、貫徹されるべきであり、それが道徳など他の社会規範と区別されるべき法律の独自性である」という意見がある。これについて論じよ。
【第2問】
最近時代の趨勢に関して、「グローバル化」という用語が用いられる。「グローバル化」という用語の意味について簡潔に説明し、それが生じさせる問題について論じなさい。
【第1問】
「親は子を扶養する義務を負う」という見解について、親と子の扶養義務はなぜ発生するのか検討し、この義務に対するあなたの意見を述べなさい。
【第2問】
高齢化が引き起こすといわれている問題について検討した上で、それに対する対応策を論じなさい。
【第1問】
臓器移植法第六条一項について、その問題点について検討し、あなたの理想とする条件及びそのためになすべきこと、または改善点について論じなさい。
【第2問】
人道的介入について、それが許される要件とその限界について論じなさい。
【第1問】
規制緩和など、政府の社会への介入が見直される一方で、改めてセーフティーネットを構築する必要があるといわれている。政府によるセーフティーネットについて、その意味内容を明らかにした上で、国際化・高齢化・情報化のいづれかの局面に着目しつつ、そのあるべき姿について論じなさい。
【第2問】
個人の自己決定権に基づいて姓及び名は自分を表現する手段であるとの意見がある。「個人が好きな姓名を使用・選択する自由」に対する制限は適当であるかについて検討した上で、「夫婦別姓」をめぐる問題について論じなさい。
【第1問】
最近、児童虐待が増えているといわれているが、その背景にあるものは何か、またどのような対策を採るのが必要か論じなさい。
【第2問】
「機会の平等さえ確保されていれば、結果の平等は必要ない」という見解について論じなさい。
出願日 :9月下旬
試験日 :10月下旬
試験科目:小論文(社会科学)、英語
募集人数:若干名
倍率 :7〜9倍
【第1問】
市町村合併についての論述。
【第1問】
憲法についての論述
【第1問】
現代の家庭(父権)について論述
出願日 :10月上旬
試験日 :11月上旬
試験科目:法学(概論)、一般教養(現代文)、英語
募集人数:20名
倍率 :3〜4倍
【第1問】
1.公法と私法のついての文章の穴埋め問題。
空欄が15箇所くらい。基本用語のみ。
【第2問】
@強行法規と一般法規の意義を述べ、区別に関する基準につき説明しなさい。【第3問】
それぞれの違いを簡単に説明しなさい。
出願日 :10月下旬
試験日 :11月上旬
試験科目:小論文(社会科学)、英語、面接
募集人数:不明
倍率 :不明
出願日 :10月下旬
試験日 :11月上旬
試験科目:小論文(社会科学)、面接
募集人数:不明
倍率 :不明
出願日 :9月上旬
試験日 :9月下旬
試験科目:小論文(社会科学)、英語、面接
募集人数:不明
倍率 :不明
【第1問】
裁判員制度の賛否
出願日 :10月上旬
試験日 :11月上旬
試験科目:小論文(社会科学)、英語、面接
募集人数:不明
倍率 :不明
国際法(アフリカの薬の特許訴訟の話)関係の新聞切り抜き(約5ページ)を読ませて私見を書かせる問題(800字以内)。
【第1問】
この文章に最も適切な表題を付けなさい(20字以内)
【第2問】
佐伯氏の見解についてあなたの考えをのべなさい(1000字以内)
出願日 :11月上旬
試験日 :11月中旬
試験科目:法学、面接
募集人数:不明
倍率 :不明
【第1問】
法曹一元制につき、日本の司法制度も考慮して論じなさい。
【第2問】
私法の一般法である民法には、「権利ノ濫用ハ之ヲ許サス」(民法第1条第3項)と規定されている。
これは「権利濫用禁止の法理」とよばれているものであるが、この「権利濫用禁止の法理」の要件(判断基準)および効果について、具体的な例をあげながら論じなさい。
【第1問】
日本国憲法の基本原則について述べよ。
【第2問】
:]は、自動車を運転していて、ついうっかりスピードをだしすぎ誤ってYをはねてしまった。
]はどのような法的責任を負う可能性があるか述べよ。
【第1問】
以下の点について論じなさい
【第2問】
以下の小問について(1),(2)の順に論じなさい